カーペット製品について
当社製品はドイツ本国において、厳密な検査を行って製造されておりますが
カーペットの性質上、次のような特性がありますのであらかじめご承知ください。
お取扱い上の注意
- 長時間、直射日光のあたる場所で使用すると、変褐色することがあります。
カーテン・ブラインドなどで日よけをしてください。 - カーペットは熱によって変褐色、変形することがございます。
タバコや車輪の摩擦熱、火花の飛び散りなどは避けてください。 - カーペット自体がずれて歩行者がケガをする可能性がありますので、必ず床面に
固定してご使用下さい。特にフローリング等、滑りやすい床面で置き敷きする際は、下に市販のすべり止めシートを敷いてご使用ください。
(スイス製ノンスリップシートの用意がございます。) - 静電気対応カーペットですが、室内の湿度が低いと静電気が発生しやすくなります。加湿器などを使って湿度調整を心がけてください。
- フィルター現象
室内と外気の温度差により、室内の空気が流出する際、室内のチリ、ダストが
床面の壁際コンパネの隙間付近のカーペットに吸着残留し、汚れとなることがあります。
特に白系の明るい色のカーペットに目立つ現象です。これはカーペットに起因するものではなく、建築構造上のものです。 - 雲現象
カットパイルは、使用中に雲状の色むらが見えることがあります。
これはパイルの向きが部分的に乱れることから起きる現象です。
この現象はカットパイルの性質であり、品質上の欠陥ではありませんので、
クレームとしてお受けできません。
クリーニングについて
- 美観の維持およびホコリ防止のため、歩行量に応じて電気掃除機あるいは業務用
回転ブラシつき真空掃除機による日常メンテナンスを行ってください。 - シミ・汚れは中性洗剤を含ませた布で、こすらずに、たたくようにして吸い取ってください。
- 汚れの発生から時間が経つと取れにくくなりますので、なるべく早く対応してください。
中性洗剤によっては、カーペットの色の変化等がありますので、必ず目立たない部分で試した上でお使いください。 - 漂白剤や蛍光剤の入った洗剤は使用しないで下さい。
- 中性洗剤でも落ちない汚れについては、市販のカーペットシャンプーおよびシミ取り剤をお使いください。
この場合も必ず目立たない部分でテストした上でお使いください。選択を誤ると、
かえって変色を招く可能性があります。洗剤など残さいないよう充分にふき取るように注意してください。
- 弊社でもカーペットの汚れ・シミ抜き剤「Carpet Stain&Soil Remover ¥1,500(税別)」の ご用意がございます。*別途送料
- ラグを専門店・クリーニング店に持ち込みクリーニングする場合は、溶剤による
ドライクリーニングを避け、水洗いクリーニングをご指定ください。 - 出張クリーニング業者にクリーニングを依頼する場合も上記のご注意をご指示ください。
- 業務用クリーナーは、スチーム/バキューム型のものをおすすめします。
- 環境保護、洗剤残留による二次汚染の観点から洗剤の使用は、なるべくお避けください。
カーペットについた家具跡(凹み)の取り方
- 用意する物
衣類用スチーマーまたは、スチーム機能付きアイロン(あれば洋服ブラシ等) - 修繕例:キャスター跡(凹み)
- 凹み部分にスチームを充分当てた後、手や洋服ブラシ等で優しくカーペットのパイル(毛)を起こしてください。
*カーペットにアイロン面が接しないよう、必ず浮かせた状態でスチームを掛けてください。
*火傷には十分お気を付けください。
- 倒れていたパイル(毛)がスチームで起き上がり、キャスター跡が消えました。
一度で凹みが取れない場合は再度スチームを当ててください。